【実体験】技能実習生でおすすめの国は?現場管理者が語る本音を暴露

技能実習生の受け入れを検討するとき、多くの企業が気にするのが「どこの国の技能実習生がよいのか」という点です。
ネット上には一般論が多く並びますが、実際の現場ではまったく違う印象を持つこともあります。

この記事では、私が現場管理者として実際に接してきた ネパール・インドネシア・ベトナム・中国ミャンマー の実習生(および外国人労働者)について、リアルな経験をもとに本音で語ります。
あくまで「私の現場での実体験」であり、すべての人に当てはまるわけではありませんが、受け入れを検討している企業にとって参考になるはずです。

現場で感じた国別の特徴まとめ

国籍現場での安定度支持の通りやすさきれい好き度定着の安定度総合点
ネパールとても安定とても素直比較的きれいとてもよい90点
インドネシア安定素直だがおっちょこちょい汚いよい80点
ベトナム個人差あるが安定言語習得苦手汚いふつう70点
中国不安定言語習得得意悪い60点
ミャンマー不安定反応がわかりづらい悪い50点

※私が受入れから現場管理、生活サポートを通して感じた個人的な感想です。どこの国にも良い人悪い人がいるように、まじめな人、不真面目な人がいるのも当たり前ですが、傾向としてこういったことはあると感じています。
次の章からは国別にさらに細かくお伝えします。もちろん実体験です。

ネパール人実習生|総合評価1位、誠実で協調性が高い

私の経験では、ネパール人が最も共に働きやすかったというのが率直な結論です。

仕事中の姿勢がとにかく素晴らしい

  • 私が現場で一緒に作業すると、「私がやります」 と自分から率先して動いてくれる
  • 重い物があれば、自然と代わりに持ってくれる
  • 指示を出す前に動いてくれることも多い

「気が利く」という言葉がぴったりで、こちらが助けられる場面が本当に多かったです。

向上心のある人が多い

日本へただお金を稼ぎに来ているだけではなく、日本でしっかりと技術を習得して自国へ帰ってから自分で事業を興すという目標を持っている人は何人もいました。
そういった目標のある人は仕事に対する取り組み方も違います。今では日本人顔負けの場面もあり切磋琢磨しているという現場の声も耳にします。

仕事以外でも協力的

  • ちょっとした手伝いを頼んでも嫌な顔ひとつしない
  • 不満があってもすぐ口にせず、一度飲み込んでから相談してくれる
  • 協調性が高く、周囲とのトラブルがほぼない

生活面でも安定している

  • 料理が得意な人が多く、スパイスを使った本格的な料理をふるまってくれることも
  • 部屋の使い方もきれいで、「きれいに使ってね」と伝えると本当にきれいに保つ
  • 交代で買い物担当、調理担当、洗濯担当など自分たちで決めて上手に生活を回している

総じて、仕事・生活・性格のバランスが最も良い国籍という印象でした。プライベートで先輩たちに一番かわいがられている理由もよくわかります。

インドネシア人実習生|真面目で協調性があるが、おっちょこちょいな一面も

インドネシア人も基本的には安定しており、性格も明るくて素直です。

仕事は真面目で協調性がある

  • 指示をしっかり聞く
  • チームで動くのが得意
  • 冗談も言い合える明るさがある

ただし、不満があるとすぐ口にするタイプが多い印象でした。

生活面では手がかかることも

  • 財布を落として警察での手続きや役所での手続きなど複数回
  • IDカードを紛失して再発行が必要
  • 体調を崩す人が多く、生活の細かい部分でフォローが必要な場面が多かった

部屋の使い方はやや雑

  • キッチン周りや床が油でベタつく
  • ゴキブリが出ても気にしない
  • こまめに掃除する習慣が弱い

さらに、宗教的な理由で 壁に神棚のようなものをビスで固定する ことがあり、
賃貸物件では退去時に追加費用が発生するケースもありました。

ふすまが破れたり、網戸が外れて戻せなくなったり、ベランダがゴミ溜めになったりと、生活面の管理は必須でした。

仕事以外の場面で一番手がかかったのはインドネシアの人たちでしたが、日本語習得の速さはネパールと僅差で1位です。

ベトナム人実習生|能力は高いが、生活面と態度に課題が多かった

ベトナム人は仕事自体は真面目にこなす人が多いです。
しかし、私の現場では以下のような課題が目立ちました。

生活面の乱れが大きい

  • 部屋が汚い
  • ゴミだらけ
  • ベランダがゴミ溜めになる
  • 片付けの習慣が弱い

インドネシア人よりも生活面の乱れが大きい印象で、退去時の追加費用額も一番大きいのがベトナムでした。

態度に癖がある人が多かった

  • 管理者を少し見下すような態度をとる人がいた
  • 表面上は良い顔をしても、内心は不満を抱えているのが伝わる
  • 不満をすぐ口にするタイプも多い

もちろん全員ではありませんが、人間関係の構築に時間がかかる国籍という印象が強かったです。

中国人労働者|面接時のやる気と実際のギャップが大きかった

中国人は実習生ではなく一般労働者として採用した経験ですが、印象は良くありませんでした。
理由としては、面接の時はとても好印象でやる気に満ち溢れていたが2週間ともたずに出社しなくなり音信不通になりました。
他にもすごく穏やかで優しく、勤務時間は終わっているのにも関わらず、好意で仕事を手伝ってくれる温かい人もいましたが、あまり長続きはしませんでした。

「長く働くイメージが持てない」というのが正直な感想です。

ミャンマー|最悪な状況(失踪)

これは私の実体験ではなく、密な関係を築いている管理組合の人の体験談ですが参考までに書かせていただきます。
初めての試みでミャンマーの人を受け入れてみたところ、数名が国内で失踪してしまったそうです。
仕事内容が嫌だったのか、それとも最初からその予定だったのかは不明ですが最悪な状況が起こってしまったことは事実としてあります。

実体験から見えた「おすすめの国」

私の個人的な結論は次の通りです。

  • 最もおすすめ:ネパール・インドネシア
  • 個人差が大きく注意が必要:ベトナム
  • 定着しにくかった:中国、ミャンマー

ただし、国籍で判断するのは指標でありそれだけでは危険で、送り出し機関や個人の性格によって大きく変わります。

国籍よりも重要だと感じた3つのポイント

  • 送り出し機関、受入れ機関の質がすべてを左右する
  • 日本側の受け入れ体制が整っているかで定着率が変わる
  • 国籍よりも「人」を見ることが大事

同じ国でも、送り出し機関が違えばまったく別のタイプの人材が来ることもあります。

まとめ|現場のリアルは一般論とは違う

技能実習生の国籍について語るとき、ネット上の一般論だけでは見えない部分が多くあります。
実際に現場で接してみると、国ごとの特徴だけでなく、生活習慣や価値観、送り出し機関や受入れ機関の質によって大きく変わることを実感しました。

そのため出来る限りよい人材を受け入れるための第一歩は信頼できる管理組合を見つける事です。信頼できる管理組合は親身になって共に考えて協力してくれます。

もし管理組合の選択に迷っている方はお問い合わせのほうからご連絡ください。きっと有力候補としてお役に立てると自負しております。

これから受け入れを検討している企業にとって、私の経験が判断材料のひとつになれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました